2019年度 消費者志向経営セミナーを開催しました。
2019年度消費者志向経営セミナー
「消費者から信頼される企業としてのコンプライアンス
~公益通報・内部通報制度」
【開催趣旨】
「消費者志向経営」をすすめるためには、提供する商品やサービスが安全であることや品質が優れていること、表示がわかりやすいことなどにより消費者の信頼と満足を獲得することはもちろんですが、同時に事業者が組織内部における企業風土や意識の醸成のための経営トップのコミットメントや、経営に消費者の声を活かすためのコーポレートガバナンスを確立することで、事業者自身に対する消費者の信頼や満足を獲得し、企業価値を高めることが求められます。
令和最初の「消費者志向経営セミナー」では、この「消費者から信頼される企業づくり」の一環としてコンプライアンス、特に公益通報・内部通報制度について学んでいただきます。
消費生活の安心・安全を損なう企業不祥事は、事業者内部からの通報をきっかけに明らかになることが少なくありません。
寄せられた通報への適切な対応と通報受付体制の整備を図ることがコンプライアンス経営や内部統制の構築に資する取組みであるということをご理解いただき、企業価値や社会的信用の向上につなげていただきたいと思います。
また、適格消費者団体である消費者被害防止ネットワーク東海(Cネット東海)が取り組んでいる消費者契約法や景品表示法に関する是正申入れの事例なども紹介します。
日時
11月28日(木)14時〜16時
参加者
44名(主催者含む)
講演
「コンプライアンス(公益通報、内部通報制度)について」
講師
消費者庁消費者制度課課長補佐(公益通報者保護制度担当) 渡邊 貴大 氏
報告
Cネット理事・検討委員
①Cネットの活動紹介
ホテル(結婚式披露宴)への申入れ 荻原 典子 弁護士
②不動産賃貸業社への申入れ 伊藤 陽児 弁護士
③歯科医院への申入れ 岩城 善之 弁護士
受付終了